
大河ドラマ“いだてん”に故・萩原健一が高橋是清役で出演!?6~7月の放送回に出演予定
こんばんは!岩倉です。
現在NHK大河ドラマで放送中の“いだてん ~東京オリムピック噺~”に先月68歳で亡くなった
萩原健一さんが出演している事が分かった。
今作は日本が初めてオリンピックに参加した時期から、東京オリンピック開催までを描く
大河ドラマとしては異例のスポーツを題材としたストーリーである。
3月までの放送でストックホルムオリンピック編は終了し、時代は大正を迎える。
主人公・金栗四三の敗北は大きな話題を呼んだが、今回、萩原健一が出演しているという事に
新たに注目が集まっている。
何の役で出演している?
コチラが今後ドラマに登場する萩原健一の遺作となった“高橋是清”である。
残念ながら現在入手できる画像はこれ1枚のみなのだが
萩原の重厚な面持がよい雰囲気を作り出している。
高橋是清とは…
日本の幕末の武士、明治、大正、昭和時代初期の官僚、政治家。
立憲政友会第4代総裁。第20代内閣総理大臣。栄典は正二位大勲位子爵。
幼名は和喜次。財政家として知られているため総理大臣としてよりも大蔵大臣としての評価の方が高い。
明治期には東京の大学で英語の講師も務めており、
教え子には若き日の正岡子規や夏目漱石、日露戦争の英雄・秋山真之などがいる。
日露戦争時代には英国に渡り、ロンドンの銀行から莫大な融資を受けて日露戦争勝利に貢献した。
大蔵大臣として大活躍するが軍事費用削減を巡って軍部と対立、恨みを買い
二・二六事件において反乱軍の過激青年将校らに胸を6発撃たれ暗殺された。
高橋是清と言えば明治~昭和を代表する政治家の一人でありドラマ内での活躍も期待される。
放送時期はいつ頃?
すでに萩原健一が演じる高橋是清のシーンは全て撮り終えているとの事。
高橋是清が登場するのは6月~7月の放送回になるようだ。
時期的には日本国内で陸軍が暴走し始め、戦争の時代へと突き進んでいく頃である。
主人公・金栗四三との直接の絡みは無いと思うが、役所広司演じる“嘉納治五郎”とは
何らかの共演を果たしてほしい物である。
大河ドラマ出演は6回目
過去に4回もの逮捕歴を持つ経歴でありながら実は萩原は“いだてん”を含めて
計6回も大河ドラマに出演しているのだ。
勝海舟(1974年)岡田以蔵役
太平記(1991年) 新田義貞 ※途中降板、後任は根津甚八が引継。
琉球の風(1993年) 揚邦義
元禄繚乱(1999年) 徳川綱吉
利家とまつ(2002年) 明智光秀
いだてん~東京オリムピック噺~(2019年) 高橋是清
こうしてみると、かなり重要な脇役で登場している事が多く
2002年放送の“利家とまつ”での出演は記憶に新しい。
これ以降、2004年に人身事故を起こして逮捕されてからは芸能活動を休止していたが
2016年頃から徐々に活動を再開。今回の大河ドラマ出演が事実上の遺作となった。
今話題のピエール瀧との共演は?
萩原がまだ存命だった3月初旬に、同じく大河ドラマ“いだてん”に出演していたピエール瀧が
覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、同番組を降板になった。
これに伴ってピエール瀧の出演シーンは代役を立てて全て撮り直しが余儀なくされた。
ピエール瀧ソロの出演シーンだけならまだ被害は軽いが、主人公に大きな影響を与える
割と重要なポジションだった為、他の出演者との共演も多いのだ。
とは言え、ピエール瀧が演じるのは東京で足袋屋を経営する主人の役なので
時の内閣総理大臣・高橋是清と絡みがあるとは到底思えない。
万が一にも共演シーンがあった場合、今さら亡き萩原を使って撮り直しは出来ないので
出演シーンは根こそぎカットされると思われる。
まあ、共演は絶対にないと思いますけど…
【まとめ】
私は萩原健一をあまり良く知らない世代ですが
彼が出演していた“利家とまつ”は当時リアルタイムで見ていました。
大河ドラマ“秀吉”での爽やかで悲しい明智光秀とは違い
狡猾で不気味な明智光秀を演じていたのを覚えています。
これ以前の萩原さんの出演作品は私は知りませんが
ドラマでは萩原さんにとって最後の出演となる“いだてん”での
高橋是清の活躍に期待が寄せられている。
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