
ヤマモリのタイカレーは美味しいの?新発売のプリックとイエローカレーを食べ比べてみた
こんばんは!岩倉です。
今日の晩ご飯は何にしようかな~
と思っていつも通りイオンに行って来ました。
そこで面白い物を見つけて来ましたよ~
レトルトカレーコーナーの一角に根ざすタイ・インドカレー。
まあ、ここ自体は知っています。タイのレトルトカレーは何度か買ったことがありますから。
私は以前、“パネーン”と言うタイカレーを食べて衝撃を受けました。
で、久々にパネーンが食べたくなって来てみたのです。
何これ???
どうやら最近、発売された新商品の様です。
『フルーツカレー』
甘酸っぱいトロピカルな味わい
「ゲーン・クア」を再現した本格タイカレー
との事。ほうほう…..
数量限定との事。ほうほう…..
どうする俺。今日はパネーンの気分だ。
いくらタイが好きだからと言って、こんな訳の分からないカレーなんか買ってしまっていいのか?
でも数量限定か。次来た時なくなっていたら嫌だな….。でも税込み267円か。安くはないよなぁ….。
お、マッサマンもあるやんけ。何々、“プリック”とな?嗚呼、迷う…
全部買いました。
占めて1800円也。高い買い物です。
ついでにKALDIでナンを2枚買って行きました。
本日の晩ご飯はタイとインドの融合。
遥かガンダーラに思いを馳せて….
★6種のタイカレー食べ比べ★
~一番美味しくて辛いのはどれだ~
さて、6個も買って来たものの、一度に全部食べ切れる訳がありません。
そもそも、多分ナン2枚じゃ心もとない….。
規格変更です。
★6種のタイカレー食べ比べ❶★
~一番美味しくて辛いのはどれだ 2018~
イエローカレー VS プリック
3回に分けて行う事にしました。
厳正なる審議の結果、記念すべき第1回はイエローカレーと、プリックに決まりました。
実はどちらも食べた事が無いんです。あれだけ“パネーン食べたい”って言っていたのに…..。
ではさっそく調理に入っていきましょう!
調理
❶お湯を沸かす
沸かしてください。
❷封を切らずに温める
温めて下さい。
❸皿を用意する
用意してください。
はい。完成です。
左が、レッド・グリーンと共にタイを代表するカレーの1つ“イエローカレー”です。
対する右が、タイ南部の激辛カレー“プリック”です。
どちらも共通の特徴は、汁っぽいところですね。スープカレーみたいな感じです。
レトルトですがどちらも具がしっかり入っていて美味しそう。
パッケージでも謳っていましたがお肉がゴロゴロと入っていて食欲をそそります。
さっそくイエローカレーから食してみましょう♪
イエローカレーを食べてみた!
こちらは、いわゆるココナッツカレー。タイではแกงกะหรี่(ゲーンカリー)と呼ばれ、
その名の通り黄色っぽい色が特徴のカレーです。辛いか辛くないかと言えば、全然辛くありません。
日本人の私ですら辛くないと感じるので、多分タイでの認知も“辛くないカレー”なんだと思います。
私が以前パネーンを食べた時に受けた衝撃とは
カレーにココナッツミルクを入れていると言う事だったのですが
このイエローカレーもココナッツの主張が強く、クリーミーで非常に食べやすいです。
初めダイレクトに食べていましたが、そろそろナンを使ってみましょうね~
クリーミーとは言え限りなく液体に近いので、ナンとの相性はイマイチ。
でも上手い事ナンがスープを吸ってくれて、それはそれで美味しかった。
ちょこっとお肉を乗せてみても、また一段と美味しい。この手で食べる感じが、実にアジアンテイスト。
お肉以外の具は、ジャガイモとタマネギでした。
食べやすくて、万人ウケするカレーだと思います。
さすがタイを代表するカレーですね。初っ端から強すぎます。では、次はプリックを食べてみましょう。
プリックを食べてみた!
隣のイエローカレーに比べて、明らかに赤黒いプリック。
そもそもプリックとはタイ語で“唐辛子”の事。
パッケージの表記にも“激辛”と書かれています。大丈夫かな…..。
お、案外イケるじゃん♪全然辛くない。
辛くない
辛くない
辛く、な….
辛れーーーーーーー!
覚悟はしていましたが凄まじい辛さです。
おかげ様で余っていたナンがみるみるうちに消化されて行きます。
唇ヒリヒリして超刺激的!そして、これだけでは済まなかった。
この黒い小粒は何でしょうか?
ま、まさかの異物混入!?な訳は無いですが….
取敢えず口に放り込んでみました。
もう怖い物なんて何もない。
正解 黒胡椒でした。
辛さが倍増する粋な計らいです。
おかげさんで、500mlの水が無くなってしまいました。
あと、悲しくないのに泣けてきました。
辛い物に対してそんなに強くない人間がチャレンジするのは、少し無謀でした。
ちなみに、このプリック。イエローカレーに比べて具の量がとても多いです。
チキンがいっぱい入っていて、凄く贅沢な感じです。
さすがレトルトカレーに300円も投資した甲斐がありました。
味のベースも、どうやら黒胡椒の主張が強いようです。
先ほどのイエローカレーの様な優しさは一切なく、食べる度に顔面を殴られるような、
そんな強烈な刺激を具現化したのが、この“プリックカレー”です。
汗だくになりながら、ようやくプリックを制しました。
トラウマにはなりますが、黒胡椒と唐辛子のコンビネーションは決して悪くはありません。
不味いか旨いかで言ったら、旨いです。皆様も是非、ご賞味あれ~
【まとめ】
私のタイ人の友達で、南部出身の子2人にプリックの事を尋ねてみました。
あまり聞き馴染みのないカレーなので、それが本当にタイ南部でポピュラーなカレーなのかどうか。
1人目はハットヤイ群出身・バンコク在住の女性。
彼女に“プリックっていうカレー知ってる?”とメッセージを送ってみたら、速攻で返事がきました。
どうやら知ってるご様子。それどころか、やはり南部では有名なカレーらしい。
因みに、ネットで調べても出てこなかったプリックのタイ語の表記も教えてくれました。
แกงกระหรี่らしいです。まあ、読めませんが笑
この写真を見せて、どれが一番好きですか?
と尋ねました。
彼女は“グリーンカレー”と答えました。
それもそうとう辛いと評判です。さすがタイ人ですね。
2人目はナコーン・シー・タマラート県出身・在住の女性。
私の元カノの姉です。
今は元カノとはほぼ交流はありませんが、お姉様とは友達として交流が続いています。
もう答えは出ちゃいましたが、一応彼女にも、同様の質問をしました。
当然、知っているとの事。ただし、
“そのカレーはタイ人にとっても辛すぎる。ましてや日本人が食べて大丈夫なの?”と心配されました。
はい。死ぬ程辛かったです。
タイ人が“辛い”と言う物が、日本人が辛くない訳がありませんね。
お姉様は、プリックはあまり好きでは無いご様子。
因みにどれが好きか尋ねてみたら彼女も、“グリーンカレー”と言いました。
そんなに旨いの?
気になりますね~
では、第二回はグリーンカレー VS フルーツカレー という事で。
今回はプリックの衝撃で、プリックカレーばかり語ってしまいましたが、
勿論イエローカレーもとても美味しかったです。
刺激を求める強者はプリックを。タイカレー初心者の方はイエローカレーをオススメします。
どちらを食べても、きっと新しい世界の扉を開く事になると思いますよ!
では、次回の開催をお楽しみに~

