
【Chim↑Pom】“被曝最高!もうちょっと浴びたい”不適切発言の意図は?
おはようございます!岩倉です。
あいちトリエンナーレ2019【表現の不自由展】は、その過激すぎる内容から
開催初日から抗議が殺到した。
いくら“表現の自由”があるとはいえ、確かにこれはやり過ぎだ。
私も全てではないが、いくつか作品を見てみたが…、これは抗議が殺到しても仕方がない。
中には“ガソリン携行缶を持ってお邪魔する”という京アニ放火事件の悲劇を思わせるような
脅迫文がファックスで送られてきたこともあり、安全面も考慮して僅か3日で中止を余儀なくされた。
結局、何がしたかったのだろうか?
見る人が見れば、ただただ不快な気分になるだけの作品の数々。
中には昭和天皇の肖像画をガスバーナーで燃やし、残った灰を踏みつけると言った動画作品もあった。
これって芸術なの?表現の自由って何だっけ??
目的や意図が全く分からないまま中止に追い込まれた表現の不自由展。
しかし今でも、公開された作品の一部はネット上で炎上し続けている。
Chim↑Pomという集団をご存じだろうか?
2005年に東京で結成されたアート集団の総称だが、度々各地で問題行動を起こす彼らが
今回は表現の不自由展で妙な作品を持ち込んだのだろうか?
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Chim↑Pomがヤバすぎる
暗黙の了解で触れるべきではないタブーとされるテーマに
真正面からぶつかっていき作品化する。それがアート集団Chim↑Pomである。
例えば2008年10月、広島市の上空に、飛行機雲で“ピカッ”という文字を計5回描いた。
これがどういう意味か分かるだろうか?
“ピカ”と言うのは1945年8月6日広島に投下された原子爆弾の通称“ピカドン”の事である。
“ピカっと光ってドンと爆発した”から当時人々は原爆の事をピカドンと呼んでいたそうだ。
勿論、戦争体験者でもない20~30代が面白半分に扱っていい題材ではない。
後にこの行為が大炎上し、謝罪会見にまで発展している。
当然、私も戦争体験者では無いし広島とは一切無関係の人生を歩んできたが
この画像を始めて見た時は確かに不快な気分になった。
彼らはどんな薄ら笑みを浮かべながらこの作品を作ったのかと思うと、とても気分が悪くなった。
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“被爆最高”動画による炎上
そんな過激集団Chim↑Pomが先の表現の不自由展に、ここぞとばかりに新たな作品を投下した。
これがまたネット上で物議を醸し大炎上するに至ったのだ。
まずは、コチラの動画をご覧いただきたい。
被災した東北に向けての励ましのメッセージ的な意図の動画作品なのだろうか。
確かに“負けるな!”とか“復興頑張るぞ”みたいな前向きなメッセージは良いと思いますが
次第にネタが尽きてきたのか“車ほしい、彼女欲しい”と己の願望を叫び出す始末。
終いには“被爆最高!もうちょっと浴びたい”と….
被爆最高!もうちょっと浴びたい
これは…、さすがにヤバいですね。
実際に被災した人や、遺族の気持ちを何も考えていないのだろうか?
ただ騒ぎたかっただけなのだろうか?
彼らには是非、昭和20年8月6日午前8時15分の広島市にタイムスリップして頂きたい。
本当の被爆の恐怖を身をもって体感した上での作品ならば味があるかもしれないが
現状見た限りでは子供の遊びか、それ以下である。
これが彼らにとっての芸術ならば、世界の芸術家に失礼だと率直に思った。
作品はアドリブによるもの
今回問題になっているコチラの作品、叫んでいる言葉は全てアドリブで
撮影は一発撮りで行われたものである。
つまり、これらはあらかじめ用意された筋書き台本など一切なく
咄嗟の勢いで本心を叫んでいたにすぎない。
それこそが芸術なのだ!
という無理のある解釈。
ただ、実際に動画をご覧になった多くの人は
・被曝まで揶揄しだしたか
・苦しんでる人もまだいるのに
・本当に芸術なんですか?
と疑問の声が相次いでいるのが現状である。
まとめ
今ワダイ沸騰中の“表現の不自由展”の過激な作品のうち
今回はChim↑Pomによる“被爆最高”の問題動画を考察してみました。
作品に対する彼らの意図は“表裏ない気持ち”こそ芸術とでも言いたいのだろうか。
こじ付けの様にも感じるかもしれないが、私には芸術には感じられなかった。
実際に先の震災で傷ついた人々への配慮に欠けるだけで、あとは何もない。
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